北陸内観研修所

うつ・不安・依存

人間関係によるストレスから適応障害に

人間関係によるストレスから適応障害に

今回は、職場での人間関係によるストレスがきっかけで適応障害と診断された方の内観体験記です。この男性(30代)は、3ケ月の休職を要する中で内観されました。

内観が進むと、食べる元気が湧いてきたのでしょうか大盛りを召し上がっていたことが印象的でした。また、後日に内観終了後の心情を綴ったメッセージをSNSを通じてお知らせくださいました。


集中内観研修後の感想文

職場での人間関係によるストレスがきっかけで心療内科を受診し、適応障害で3ケ月の休養を要すると診断されました。

家庭でも妻と反りが合わず、私は10日間ほど家出をしました。家出中、自分の家族や過去について振り返っていました。あるときから父方の宗派である浄土真宗について考えるようになりました。そのことを主治医に言ったところ、北陸内観研修所での内観研修を強く勧められました。

家出中、自分なりに親や祖父母に対して自分がどうであったかを考えていたつもりでした。それで内観にお世話になることが自分に本当に必要なことなのか、半信半疑でした。しかし内観をして母親との関係性を考えることが、非常に重要なのだということを思い知らされました。

決して楽ではない研修でしたが食事、面談、庭、空などを見て癒されながらなんとか最終日まで乗り越えることができました。私が研修所に辿り着いたのは、主治医の後押しがあったことは間違いありません。しかしそこに至るまでには、親や祖父母との関係があったからこそだと思います。

今後は、研修所での体験を生かして家族や地域のため、求められれば万人のために尽力できる人物になれればと願います。

【内観終了後に頂いたメッセージ】
昨日まで大変お世話になりました。酷暑の日も、雷雨の日も、私にとって非常に意味のあることに思えました。最終日は快晴に恵まれ、富山駅などを観光して、8号線でゆっくり帰宅の途につきましたが久しぶりの1人旅を満喫でき、実に心地よかったです。今後またお世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いいたします。

 

TEL 076-483-0715
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