
集中内観に来られた20代女性の感想文です。
自分はどんな人間か、どう生きたいのか。
たくさんありますが、一番気付けて良かったことは、自分はどういう人間で どういう生き方をしたいのかに気付けたことです。
疲れきっていた日々
私は29歳で自営業をしておりますが、仕事に疲れ、またプライベートのパートナーとの関係にも疲れてきてここに来ました。
疲れていた原因は、相手への不満です。その不満を解決できず、そのストレスで自堕落な生活になり、そんな自分にも嫌気が差し、また他者や環境への不満が募っていく日々でした。
自然と隔離がくれた心の静けさ
ここに来て最初に思ったことは、自然に囲まれ、外部からも隔離され、それが自分の心にすごく平穏を与えてくれました。
何かの音声でもありましたが、泥水をコップに入れて置いておくと泥や石は下に沈み、上にはキレイな水が浮かんでくる、と。
まさに今がその状態だなと思いました。
気づきのきっかけと向き合い
その平穏な心で、お世話になったことを考えると本当にたくさんの事を、私は多くの人にしていただいていたことを感じました。
でもネガティブな事にはなかなか向き合えていない内観が続き、面接者の方にどう感じておられるのですかと深掘りして質問をいただき、自分が感情と向き合っていないことに気が付かせてもらいました。
幼い自分との再会と謝罪
そこからネガティブな感情と向き合い、自分の声を聞くようになり、今まで自分を封じこめていた自分自身に謝罪し、辛く寂しかった幼少期の自分をしっかりと抱きしめてあげました。
そしたら、そんな自分が周りにいかに迷惑をかけてしまっていたのかと深く反省しました。
自分の思い込みや保身のせいで、周りの方々との心の繋がりを 遮断してしまい、結果的にそれが自分も苦しめていたのだなと。
感謝が本当の感謝になった瞬間
そうすると表面的に感謝していたことも、ただしてもらったことの 事実だけでなく、そうしてくれたその方の気持ちや、私への想いというものもしっかりと受け取り、心の壁が消えていって愛を感じました。
なので私もその方へ表面的にプレゼントやお金を渡すだけでなく、感謝の念を込めてお返ししていきたいと思いました。
傷ついていた私と、再び歩き出す
そう気付かせていただいたこの環境全てに感謝します。
本当にありがとうございます。精進して参ります。