禅宗のお坊さん
禅宗のお坊さん
ある禅宗のお坊さんが、2回目の内観に来られました。目的は修行です。
感想文には、ご自分の心情を素直に綴っておられます。しんどさの先にある、修行とは何かについて気づきを得られたようです。このような時も家族はよりどころとなるのですね。
集中内観研修後の感想文
今回の集中内観で2回目であります。こちらに来た当初は、「しまった」「なにしに来たがやろ?」と後悔ばかりで、内観になっていなかった。
しかし、少しずつ集中できるようになり、ようやく軌道にのってきたと思った矢先、とてつもなく重い物が乗ってしまった様にゆううつになってしまった。罪の意識か何かはわからない。
所長が面談に来る足音が嫌で嫌でしょうがなかった。そんな中で、7日目の夜、所長から「それをみつめる(自分の思いや考え)のが修行ではないか?」との声に、やっと何かが見つかった気がした。
しかしながら、この先の「課題」があまりにも多すぎて修行がますます厳しくなるので、正直、少し気が重い。
ただ今は早く家族に会って、いろいろ話しをしたい。