今すぐ家でできる!ストレスを溜めない内観的思考法
大切な人との“かかわり”方「幸せ」メゾット
新型コロナウイルス感染拡大により、外出自粛せざるを得ない状況が続いています。家にいる時間が長くなって、ストレスが溜まっていませんか?
長引くコロナ自粛によるストレス
みんな我慢しているのだから、「自分も耐えなければ」と考える方も多いと思います。環境が変わり、自由にできないことが増えると、ストレスに感じるのは当たり前のことです。しかし、そのストレスを溜めっぱなしにするのは危険です。いつもなら気にならないことでも、些細なことでイライラしたり、先の見えない状況に不安になったり…。その結果、家族と言い合いになり、険悪なムードになることも。そんな気持ちの変化は、自分がストレスを感じているサインです。身体を動かす、リラックスタイムをあえて作るなど、自分に合う安全な方法でストレス発散していきましょう。内観法もこんなときに役立ちます。
「内観の目的は、どんな逆境にあっても感謝報恩の気持で日暮らしできる心境に大転換することです」
内観法の創始者、吉本伊信先生は上記のように述べています(『内観日めくり』より引用)。家にいて、時間を有効に使いたい、ストレスを溜めない思考を身に着けたいという方は、是非実践してみてください。ストレス対処法として、よりよい生き方の探求法として、きっと役立つはずです。
お家で気軽に内観をはじめよう
内観は頭の中で行う作業なので、いつでもどこでもできます。内観的な思考をすることで自分自身に目が向き、客観的な視点で物事を捉えられるようになります。さらに続けて内観が深まると、自分の考え方のクセが見えてきたり、自分なりの生きる意味を見出せたりと、様々な気づきを得られるようになります。すると、イライラや不安にとらわれて苦しんでいた気持ちが楽になるのです。やり方は簡単。まず、自分にとって大切な人を思い浮かべます。複数出てきた人は、一人に絞ってください。その人に対して、自分が①お世話になったこと(してもらったこと)②して返したこと③迷惑をかけたこと、この3項目を調べる(できる限り具体的に、詳細に思い出す)だけです。もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください…家でできる内観のやり方(日常内観)