[おわりに] ~生きづらさからの解放~なつきの物語から 【恋人と長く付き合い、ゴールしよう!うまくいかない恋愛】
おわりに:生きづらさからの解放 なつきの物語から
うまくいかない恋愛を繰り返していたなつき。集中内観をして、お話しはハッピーエンドで終わりました。内観後になつきは、彼と話の交流をしながら、自分の心を確かめていきました。
内観は相手に対する「じぶん」を調べます。「じぶん」はどうしたいのかを問うていき、いうなれば思考が自身の内に入って行きます。結果は「そうせねばならない」という義務的なものではなく、心の底から湧き上がる「そうしたい」という自然体の自分の意志です。
北陸内観研修所では、内観の研究と内観面接を長年つづけてきました。内観をすることによって、劇的に効果をあげるヒトがいると思いいたりました。「劇的」にとは、内観前と内観後の差が大きいということです。つまり内観前は現在の「生きづらさ」に追いつめられ、内観後は「生きづらさ」から解放されるという構造です。
ただしその人たちは、日常生活は健康です。ですから病という視点ではなく、健康な心をより健康にという考え方です。
なつきは、内観前はうつ状態でした。プロポーズの返答に決断できないために、ひどく落ち込んでいました。内観をとおして、返答ができないその訳がわかり、関係性を積み上げていくことの大切さをしりました。
もくじ
恋人と長く付き合い、ゴールしよう!~うまくいかない恋愛~
なつきの恋愛ベタ克服ストーリー
はじめに はじめに
その1 私の付き合う男って皆ダメなやつ
その2 ネガティブな思考パターン?
その3 人を愛せない
その4 プロポーズの返答
その5 お母さんせいで結婚できないという怒り
その6 思い出せない母親の記憶
その7 良い子でいようとした子ども時代
その8 拠り所になる人の励まし
その9 思い出さない過去
その10 寂しかった過去
その11 養育費を稼いでくれた父親
その12 素直な感謝
その13 母親への憎しみ
その14 慈愛が受容される
その15 彼の愛を受け入れる
その16 繰り返しダメな彼とつきあう訳
その17 自身を成長させてくれた元彼
その18 彼といると自然体でいられる自分
おわりに 生きづらさからの解放
番外
1 母親との関係がいい人は誰とでも円満につきあえる
2 なぜ感情をコントロールできないの?
3 辛いときに母を恋しく思うのは本能
4 パートナーの心が離れていく訳